サヴァリッシュの歴史的名盤/R. シュトラウス歌劇「カプリッチョ」
今日は永らくレコード棚に眠っていたウォルフガング・サヴァリッシュの歴史的名盤R. シュトラウス歌劇「カプリッチョ」全曲盤に針をおろした。 このレコードは当時まだ30代の若きサヴァリッシュがエリーザベト・シュヴァルツコップをはじめ往年の名歌手たちを揃え英EMIに1950年代フィルハーモニア管弦楽団と録音したモノラル盤である (写真1 3LP BOX、独EMI Electrola-1C 151 1435243/写真2 LPレーベル面) 。 R. シュトラウスに定評あるサヴァリッシュの感性がうかがえる素晴らしい演奏である。 この演奏を聴きながら筆者が生で接した舞台「1987年ザルツブルク音楽祭公演」(ホルスト・シュタイン指揮ウィーン・フィル、ルチア・ポップ(伯爵夫人)ほか)を思い起した(漫遊記31)。