サー・サイモン・ラトル&バーミンガム市響 によるマーラー「交響曲第7番」、1991年オールドバラ音楽祭ライブ録音

今回はサー・サイモン・ラトルのバーミンガム市交響楽団音楽監督時代の名盤から1991年のオールドバラ音楽祭におけるライブ盤からマーラー「交響曲第7番”夜の歌”」を取り上げてみたい。 オールドバラ音楽祭(Aldeburgh Music Festival)はロンドンの北東に位置する北海に面した街で毎年6月に開催されるクラシック音楽祭である。 紹介CDは音楽祭のメイン会場スネイプ・モルティングス・コンサート・ホール(The Maltings Snape  Concert Hall)における1991年6月21日・22日に行われたコンサート・ライブである (写真1  CDジャケット、国内盤EMI CLASSICS  TOCE-9723/写真2  CD演奏・録音データ)。 当時まだ30代半ばの若きラトルの鋭いマーラー、聴衆の拍手も収録されたまさに白熱のライブ盤、筆者は彼が同曲を取り上げた1998年来日公演(6月2日、東京オペラシティ・コンサート・ホール公演)を思い起した (写真3  当時のプログラム)。

写真1    CDジャケット(国内盤EMI CLASSICS-TOCE-9723)1998年リリース盤

 

写真2    CD演奏・録音データ

 

写真3    1998年6月ラトル&バーミンガム市響/東京オペラ・シティ・コンサートホール公演プログラム