シャルル・ミュンシュによるロシア名曲アルバム

今回はシャルル・ミュンシュ(Charles Munch/1891~1968)、最晩年の「コンサート・ホール」録音から彼のレパートリーとしては大変珍しいロシア音楽の名曲を集めたアルバムを紹介したい。 アルバムにはリムスキー=コルサコフ序曲「ロシアの復活祭」、歌劇金鶏」から第1幕「序奏」と第3幕「婚礼の行列」、ボロディン交響詩「中央アジアの草原にて」、ムソルグスキー歌劇「ホヴァンシチナ」から第1幕「前奏曲」第4幕「間奏曲」「ペルシャ奴隷の踊り」が収録されている。 当時のフランス国立放送局管弦楽団の色彩感溢れる響きも魅力的でいずれもミュンシュ唯一の録音となった (写真1 LPジャケット、Concert Hall SMS-2511/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(Concert Hall-SMS 2511)

写真2    LPレーベル面