ショルティ&シカゴ響によるブルックナーの交響曲第5番

ゲオルグ・ショルティはシカゴ交響楽団とブルックナー交響曲全集録音を英デッカに第0番(1995年)、第8番(1990年)のライブ録音と併せて1979年の第6番(アナログ録音)を皮切りに足掛け17年をかけ完結している。 今回紹介する第5番は1980年1月最初のデジタル録音盤だった。 とりわけ筆者個人的にはこの第5番の演奏が一番好きでよく針を下ろしている。 やや遅めのテンポで振るショルティだが第2楽章アダージョが素晴らしい。 さらに第4楽章フィナーレではシカゴ響の金管群も冴えわたる。 紹介盤は英デッカ録音のドイツ盤、独TELDEC 2LP BOX、1980年初出盤である (写真1 2LP BOX-独TELDEC -6. 35562/写真2 LPレーベル面)。

写真1    ショルティ&シカゴ響/「ブルックナー交響曲第5番」英デッカ録音、(独テルデック2LP BOX-6.35562)1980年リリース初出盤

写真2-LPレーベル面