ジェルジ・シェベックのヴィンテージ録音/チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」

20世紀のハンガリー出身の名ピアニスト:ジェルジ・シェベック(ハンガリーの姓名表記Sebök Gyögy/1922~1999)は名チェリスト:ヤーノシュ・シュタルケルとの共演によるベートーヴェン「チェロ・ソナタ全集録音」でも知れこのコンビで1960年に来日公演も行っている。 彼は14歳の時にフェレンツ・フリッチャイの指揮でベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第1番」を演奏し神童ぶりを発揮したことは今や伝説になっている。
今回はフランスの名匠ルイ・フレモーの指揮でモンテカルロ国立歌劇場管弦楽団とのステレオ初期録音チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」を取り上げてみたい。 原盤は仏エラート録音で紹介の国内盤は1961年に日本ウェストミンスターからリリースされた。 彼のレパートリーは古典派から現代作品まで幅広くこのチャイコフスキーもフレモーとの息もあった奥深い味わいを感じる懐かしい1枚であ。(写真1 LPジャケット、日本ウェストミンスター VOS-3008E /写真2、LPレーベル面)。

写真1    ジェルジ・シェベック/チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」LPジャケット(日本ウェストミンスターVOS 3008E(1961年リリース盤)

写真2    LPレーベル面