ジャケ買いレコード /ポップス&ロックetc.,編(10、 完)

〜「ルイ・アームストロング&ビング・クロスビー」ライヴ放送音源(1951)〜

「ジャケ買いレコード」ポップス&ロック編の締めは「ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)&ビング・クロスビー(Bing Crosby)」の貴重なライヴ放送音源盤にしたいと思う。
二人ともほぼ同年代に活躍した20世紀を代表するミュージシャンであった。 アームストロングは「サッチモ(Satchmo)」というニックネームで親しまれ名トランペッターでもあり彼独特のかすれた歌声もまたトレードマークだった。 一方、クロスビーはマルチエンタテナーで俳優としても活躍した人である。 このアルバムはそんな二人が1951年、「米CBS」のショー番組に何回か出演した際の貴重ライブ音源を編集した1枚である。 モノラル音源だが録音も良好、サッチモのトランペット、独特の歌声、クロスビーとの軽妙なトークが聴衆の笑いも誘う。 またクロスビーとのデュエットも聴ける。 このレコード・レーベルはイギリスの「ジャスミン・レコーズ(Jasmine Records)」、1940 ‘50, ‘60年代に活躍した名アーティストたちの音源を中心にリリース、因みにこのLPは1983年の発売だった(写真1  「Louis Armstrong & Bing Crosby More Fun !」(英Jasmine Records-JASM 2526 / 写真2  同、LPレーベル面)。
(完)

写真1    「Louis Armstrong & Bing Crosby」Live 放送音源1951(英Jasmine Records-JASM 2526、1983年)

写真2 写真1のLPレーベル面