ジャン・フルニエ&ジネット・ドワイヤン夫妻によるフォーレ「ヴァイオリン・ソナタ」

昨今は室内楽のレコードに針をおろすことが多くなった。 今回のLP、ジャン・フルニエ(Jean Fournier//1911~2003)、ジネット・ドワイヤン(Ginette Doyen/1921~2002)夫妻によるフォーレ「ヴァイオリン・ソナタ第1番&第2番」も筆者が 好きな1枚である。 二人が結ばれる以前の1950年代初頭米ウェストミンスター、モノラル録音時代の名盤で演奏に深き趣きを感じる。 ヴァイオリンのジャン・フルニエは名チェリスト「ピエール・フルニエ(Pierre Fournier/1906~1986)」の弟にあたる。 またピアニストのドワイヤンはフォーレ国際コンクールで優勝経歴を持つ。 1958年には夫妻による来日公演も行った。 紹介盤は1966年にキング・レコードからリリースされたウェストミンスター国内盤である(写真1 LPジャケット 、キング-ウェストミンスター MH 5226/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(国内盤キングーウェストミンスター MH 5226)1966年リリース盤

 

写真2    LPレーベル面