ジャン・ルイ・ジュベール&ハイデルベルク室内管弦楽団のモーツァルト
〜 交響曲第35番ニ長調”ハフナー”&第40番ト短調 〜
今回スポットをあてるフランスの指揮者ジャン・ルイ・ジュベール(Jean-Louis Joubert)の詳細な経歴は不詳だが紹介盤、ハイデルベルク室内管弦楽団(Heidelberger Kammerorchester)とのモーツァルト交響曲第35番ニ長調”ハフナー”、第40番ト短調は録音の素晴らしさと共にこの名曲をじっくりと聴かせる名演である。 紹介LPはおなじみのダイヤモンド1000シリーズ (日本コロムビア)からの1枚、1969年にリリースされた (写真1 LPジャケット、日本コロムビア-MS 1028-AX/写真2 LPレーベル面)。 原盤はジャケット写真をよく見ると右下にSASTRUPHON(サストルフォン)の表記がある。 このレーベルは独DA CAMERA MAGNAの傘下でこのハイデルベルク室管弦楽団の録音を中心にリリースしていたようだ。 ちなみにこの室内オーケストラは古城ハイデルベルク城やドイツ最古の大学もある学術都市で知られるハイデルベルクに1960年に創立されたそうである。