ジャン=クロード・マルゴワールによるヘンデル「水上の音楽」全曲盤

ヘンデルの名曲「水上の音楽」は作曲過程から謎が多い作品である。 今回の紹介盤はパリ管弦楽団のコール・アングレ(イングルッシュ・ホルン)奏者だったジャン=クロード・マルゴワール (Jean-Claude Malgoire(1940~2018 、写真1)が1966年に結成したバロック・アンサンブルのラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ(La Grande Ecurie et La Chambre du Roy(Roi))による1971年仏CBS録音の全曲盤である。 ちなみに紹介LPは1974年リリース国内盤(CBS SONY盤)であるこの長い名称のバロック・アンサンブルはヴェルサイユ時代の宮廷楽団の名前をそのまま付けたそうである。 この演奏もヘンデル時代の演奏再現、ならびにマルゴワール自身のユニークな演奏解釈に興味をそそられた(写真2 LPジャケット、国内盤CBS SONY-SOCL 1132/写真3 LPレーベル面)。

写真1    ジャン=クロード・マルゴワール(インターネット画像から)

 

写真2    LPジャケット(国内盤CBS SONY-SOCL 1132)1974年リリース盤

 

写真3    LPレーベル面