ジュリーニ&フィルハーモニア管弦楽団による「ロッシーニ&ヴェルディ歌劇序曲集」

イタリアの名匠カルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini/1914~2005、写真1)はミラノ・スカラ座首席指揮者時代(1953~1958)にイギリスのフィルハーモニア管弦楽団にも客演し英EMIに数々のレコード録音を残している。 今回の紹介LP「ロッシーニ&ヴェルディ歌劇序曲集」も、当時まだ40代の溌剌とした若きジュリーニの魅力が伝わる1枚である。 また音の透明感あふれる録音の素晴らしさもステレオ初期録音を感じさせない。 紹介盤は1967年に東芝エンジェルからリリースされた(写真2 LPジャケット、東芝エンジェルAA-8124/写真3 LPレーベル面)。

写真1    カルロ・マリア・ジュリーニ直筆サイン(1975年ウィーン交響楽団来日公演プログラム冊子)

 

写真2    LPジャケット(東芝Angel AA-8124)1967年リリース盤

 

写真3    LPレーベル面