ジュリーニ&フルハーモニア管弦楽団によるシューマン「交響曲第3番”ライン”」

カルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini/1914~2005)のシューマン管弦楽曲作品のレコード録音は意外に少ない。 今回紹介する1958年録音のフィルハーモニア管弦楽団よる「交響曲第3番”ライン”」、「マンフレッド序曲」のほかはロスアンゼルス・フィル音楽監督時代の再録音盤(独グラモフォン/1980年代)がよく知られている。 また近年ではRAIトリノ交響楽団との「ライン」(1961年モノラル・レア音源)がCD化されたようだ (筆者未聴)。 ちなみにこのフィルハーモニア盤は当時の英EMIの名プロデューサー/ウォルター・レッグ(Walter Legge)が担当している。 ステレオ初期録音だが高音質で若きジュリーニのスケール感あるシューマンが楽しめる。 紹介CDは2005年リリースの24bitリマスター盤である(写真1 CDジャケット、EMI CLASSICS-TOCE 13161/写真2 CD演奏録音データ)。

写真1    CDジャケット(国内盤EMI CLASSICS-TOCE-13161)2005年リリース盤

 

写真2    CD演奏録音データ