ジョナサン・ダーリントン&デュイスブルク・フィルのR. シュトラウス

〜 ”交響詩ドン・キホーテ”独ACOUSENCE 24bit/192kHz 録音 〜

今回は日本ではあまり知れていないドイツのマイナー・レーベルACOUSENCE(アコーセンス)の24bit/192kHz高音質録音シーリズ「LIVING CONCERT SERIES」から1枚取り上げてみたい。 このレーベルはライン河クルーズの拠点となるマインツ(Mainz)を本拠とし地元の演奏家やオーケストラを中心にレコーディングを展開している。 交響詩「ドン・キホーテ」を指揮するジョナサン・ダーリントン (Jonathan Darlington)は日本では「知る人ぞ知る」イギリス出身今年64歳を迎える名オペラ指揮者だがこの1877年創立「デュイスブルグ・フィル」の首席指揮者を2002年~2011年まで務めている(写真1 CDブックレット掲載写真)。 ちなみにデュイスブルグ(Duisburug)はデュッセルドルフの北、ライン河とルール川が合流する位置にある工業都市で録音はこのオーケストラが本拠とするコンサート・ホール「メルカトールハレ(Mercatorhalle)」で2009年2月17日・18日に行われている。 「24bit/192kHz」録音の素晴らしさと指揮するダーリントンの鋭い感覚が伝わる名演である (写真2  CDジャケット、独ACOUSENCE – ACO CD 22012)。

写真1    ジョナサン・ダーリントン(CDブックレット掲載写真)

写真2    CDジャケット(独ACOUSENCE-ACO CD 22012)