ジーナ・バッカウアーによるムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」

ジーナ・バッカウアー(Gina Bachauer/1913~1976)、ギリシャ出身20世紀の才媛ピアニストのひとりベートーヴェンやブラームスを大変得意とした。 ムソルグスキー組曲「展覧会の絵」(1956年HMVモノラル録音)も彼女の骨太で豪快な演奏を聴くことができるが今では忘れ去られた録音の一つかと思われる。 ちなみに紹介LPは1960年前後に東芝から25cm盤でリリースされた懐かしの1枚、おそらく彼女が残したこの作品(全曲)唯一のレコード録音であろう (写真1 LPジャケット、東芝HD 1006/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(東芝25cmLP-HD 1006)モノラル盤

 

写真2    LPレーベル面