スウィトナー若き日のバンベルク響との録音から

〜グリーク「ペール・ギュント」第1・第2組曲〜

今回は「NHK交響楽団」名誉指揮者も務め日本のファンも多いオトマール・スウィトナー (Otmar Suitner/1922~2010)が東独で活躍する以前にバンベルク交響楽団と独グラモフォンに1950年代に録音した貴重盤である。 紹介盤はグリーグの名曲「ペール・ギュント」第1・第2組曲がカップリングされたモノラル25cm盤(10インチ盤)でおそらく彼の最初期録音と思われる(写真1 LPジャケット、国内盤グラモフォン-LX 2/写真2 LPレーベル面)。 録音は時代を感じさせるがまだ30代の若きスウィトナーの気品もうかがえる演奏である。 このほかバンベルク響とはリストの交響詩作品も当時並行して録音されている。

写真1    O. スウィトナー&バンベルク響/グリーク「ペール・ギュント第1・第2組曲」25cmLPジャケット(国内盤グラモフォン-LX-2)

写真2    LPレーベル面