ストコフスキー&ベルリン・フィルによるストラヴィンスキー
華麗なる音の魔術師とも呼ばれたレオポルド・ストコフスキー(Leopold Stokowski/1882~1977)はラッパ吹き込みの時代から4チャンネル・ステレオ録音まで数々のレコードを残している。 今回の紹介盤は彼のベルリン・フィルとの唯一の録音、得意としたストラヴィンスキーの舞踊音楽「火の鳥」、「ペトルーシカ」(組曲版)の1957年ステレオ録音である。 録音会場は当時ベルリン・フィルのレコード録音会場の一つとして使われたグリューネヴァルト教会(Grunewaldkirche)、教会の響きのサウンドに魅了する。 原盤は米キャピトル、紹介LPは1976年、東芝セラフィムの廉価盤でリリースされた (写真1 LPジャケット、東芝セラフィムECC-30087/写真2 LPレーベル面)。