ダニエル・ハーディング&マーラー室内管/マーラー「交響曲第4番」

21世紀の俊英ダニエル・ハーディング(Daniel Harding、写真1)はかつては新日本フィルのミュージック・パートナー指揮者も務め日本のファンも多い。 今回の紹介盤は彼がマーラー室内管弦楽団音楽監督就任直後の2004年1月に録音されたマーラー「交響曲第4番」である。 実に繊細で透明感ある格調高い演奏が魅力的だ。 彼初のマーラー交響曲録音でもあった。 モツァールトも得意とするドイツの名ソプラノ:ドロテア・レシュマンの美声にもウットリさせられフィルアップされた歌曲「子供の魔法の角笛」からの3曲も素晴らしい。 CDジャケットのハーディングのサインは新日本フィル定期客演の際に入れてもらったもの (写真2 CDジャケット、東芝EMI-Virgin Classics TOEC 55677 / 写真2 CD演奏・録音データ)。

写真1    ダニエル・ハーディング(CDブクッレトから)

写真2    ダニエル・ハーディング&マーラー室内管「マーラー交響曲第4番」ほかCDジャケット(国内盤東芝-Virgin Classics-TOCE 55677)

写真3-CD演奏・録音データ