トスカニーニ&NBC響の歴史的名盤レスピーギ「 ローマ三部作」、1949-53

アルトゥーロ・トスカニー&NBC交響楽団のレスピーギ「ローマ三部作」はこれまでに何度となくLP、CD化され歴史的名盤の一つとして現在も光り輝いている。 トスカニーニ自身も作曲者レスピーギと深い親交を持ちとりわけ「ローマの祭り」の世界初演は1929年にトスカニーニ&ニューヨーク・フィルハーモニックで行われている。 紹介盤は1985年に「トスカニーニ・ハーフ・スピード・マスタリングシリーズLP」としてリリースされたものでその音質は1950年前後の録音とは思えないほどの驚きがあった。 当時LPとCDの同時リリースだったがこちらのLPは電気的なステレオ効果を加えた擬似ステレオ盤だったのが少々残念だった。 とは言っても当時のNBC交響楽団の途轍もない色彩感あふれるサウンドに再認識させられた1枚だった (写真 LPジャケット、RVC国内盤RCL-3347 /写真2 LPレーベル面)。

写真1    トスカニーニ&NBC響/レスピーギ「ローマ三部作」LPジャケット(国内盤RVC-RCL-3347 )1985年リリース盤

写真2    LPレーベル面