トーマス・シッパーズ指揮バーバー、メノテッィ、ベルク、ダンディ作品集
トーマス・シッパーズ(Thomas Schippers/1930~1977、写真1)も過去に何度か取り上げたと思うが今回の紹介盤は彼が得意とするバーバーを中心にメノテッィ、ベルク、ダンディの20世紀管弦楽作品を集めたアルバムである。 彼はメノッティに認められオペラ「霊媒」を初演している。 オペラ指揮者としてニューヨークのメトロポリタンやミラノのスカラ座などヨーロッパ各地のオペラハウスにも客演した。 このアルバムにはコロムビア交響楽団との1961年録音の普段あまり耳にすることがないメノッティ「歌劇”アメリア舞踏会に行く”」序曲なども含まれ興味深かかった。 録音も素晴らしくまさにシッパーズのヘリテージ(HERITAGE)録音集である(写真2 CDジャケット、米SONY CLASSICAL-MHK 62837、1997年リリース/写真3 CD収録作品・録音データ)。