ニコラウス・アーノンクール&ロイヤル・コンセルトヘボウ管によるシューベルト交響曲全集

ニコラウス・アーノンクール(Nikolaus Harnoncourt /1929~2016)のシューベルト交響曲全集録音はリリース順に、紹介盤ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1992年録音)のほかベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2003~2006ライブ録音)、直近では彼の出身地オーストリア、グラーツで自身が主宰したシュティリアルテ(Styriarte)音楽祭でのヨーロッパ室内管弦楽団との1988年ライブ録音もある。 これらの演奏をじっくりと聴き比べてみるのもまた興味深い。 ところでこの「ロイヤル・コンセルトヘボウ盤」は最初にリリースされたこともあり強く印象に残る全集盤である。 写真のCDジャケットは独テルデック(TELDEC)盤(4CD BOX/1993年リリース)で第8番”ザ・グレート”がライブ録音のほかは全てセッション録音、会場はアムステルダム・コンセルトヘボウである(写真1 CD BOXジャケット、独TELDEC 4509-91184-2/ 写真2 CD録音データ)。 録音・演奏共に素晴らしくアーノンクールのキレ味ある感性が伝わってくる。

写真1    ニコラウス・アーノーンクール&ロイヤル・コンセルトヘボウ管「シューベルト交響曲全集」CDジャケット(独TELDEC 4509-91184-2)

写真2    録音データ