ネヴィル・マリナー&アカデミー室内管弦楽団のユニークなイタリア・オペラ・アルバム

今回はサー・ネヴィル・マリナー(Sir Neville Marriner /1924~2016、写真1)&アカデミ室内管弦楽団による「THE ACADEMY PLAYS OPERA」と題するユニークなイタリア・オペラ・アルバムを紹介したい。 このアルバムは1987年4月ロンドンの「アビー・ロード・スタジオ」でのセッションである。 イギリスの二人の作曲家、クリストファー・パルマー(Christopher Palmer)とアンドリュー・プライス・ジャックマン(Andrew Pryce Jackman)による巧みなアレンジによるヴェルディ、プッチーニの人気のオペラ・アリアの旋律をマリナーはドラマティックに振っている。 また作品により「オンド・マルトノ」や「ツィンバロン」などの楽器も使用するところなどもなかなか興味深いアルバムである。 この国内盤はCDのみでのリリースだったが(写真2)は独EMIエレクトローラ盤のLPジャケットである (写真3 LPレーベル面)。

写真1    ネヴィル・マリナー(インターネット画像から)

写真2    「THE ACADEMY PLAYS OPERA」LPジャケット(独EMI エレクトローラ - 7 49552 1 1988年リリース)

写真3    LPレーベル面