ネーメ・ヤルヴィのアメリカ現代音楽
エストニアのタリン出身の巨匠ネーメ・ヤルヴィ(Neeme Järvi、写真1)も今年85歳を迎える。 今回は彼がアメリカのデトロイト交響楽団音楽監督時代(1990~2005)に英シャンドスに録音したアメリカ現代音楽作品からアイヴズ「交響曲第1番」とバーバー「管弦楽のためのエッセイ第1番~第3番」を収めたCDアルバムを取り上げてみたい。 この英シャンドスレーベルはきらびやかな美しい録音に定評がある。 紹介盤は1991年11月デトロイトのオーケストラ・ホールにおけるセッション、評判どおり大変素晴らしい音質である。 またヤルヴィ&デトロイト響による一連のアメリカ現代音楽作品録音は高評価を得ている (写真2 CDジャケット、英CHANDS-CHAN 9053/写真3 CD収録作品演奏データ)。