ノルウェーの作曲家クラウス・エッゲの”交響曲第1番”

今回はノルウェー出身20世紀の現代作曲家クラウス・エッゲ(Klaus Egge/1906~1979)の「交響曲第1番」を取り上げてみたい。 彼は管弦楽、協奏曲、室内楽、声楽作品等々幅広い分野の作品を残している。 「交響曲第1番」は第二次大戦中の1942年に完成した全三楽章構成の交響曲だが演奏時間はおよそ45分弱を要する大作である。 残念ながら日本での知名度は低いが聴きこむほどに味わい深い旋律的な作品である。 紹介LPは1985年リリース、ノルウェーのNORWEGIAN COMPOSERS盤、エッゲと同郷のカルステン・アンデルセン(Karsten Andersen/ 1920~1997)指揮ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(LPジャケットは”Bergen Symphony Orchestra”表記)による演奏、である。 録音年代は不詳だがジャケット裏面このオリジナル盤リリース1975年の記載がある (写真1 LPジャケット、NORWEGIAN COMPOSERS-NC3849/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(NORWEGIAN COMPOSERS-NC-3849)1985年リリース盤

 

写真2    LPレーベル面