ハンガリア弦楽四重奏団によるモーツァルト第17番K.458”狩”&第19番”不協和音”

今回紹介LPもまた懐かしの1枚である。 このレコードは当時世界最高の弦楽四重奏団とも評されたハンガリア弦楽四重奏団1962年初来日記念盤としてリリースされた。 モーツァルトのハイドン・セット(6曲)から「第17番変ロ長調”狩”K.458」、「第19番ハ長調“不協和音”K.465」がカップリングされている。 この四重奏団はハンガリーの首都ブダペストで1935年に結成、1950年以降は活動拠点をアメリカに移し活動した。 原盤は米VOXのステレオ録音、国内盤は当時日本ビクターからリリースされた。 またジャケット・デザインも米VOX盤オリジナル・デザインを使用している。 当時のメンバーはベラ・バルトークと親交もあった第一ヴァイオリン:ゾルタン・セイケイ(Zoltán Székely)、第二ヴァイオリン:ミヒャエル・カットナー(Mihály Kuttner)、ヴィオラ:デーネシュ・コロムサイ(Dénes Koromzay)、チェロ:ガボール・マジャール(Gábor  Magyar)である(写真1 LPジャケット、日本ビクターVOX盤-SVOX-7514/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(日本ビクター SVOX 7514)1962年リリース盤

 

写真2    LPレーベル面