ハンガリー弦楽四重奏団のバルトーク

ハンガリー弦楽四重奏団は1935年にブダペストで名ヴァイオリニスト、指揮者のシャーンドル・ヴェーグらによって結成された。 とりわけバルトーク作品の演奏にかけては世界的に定評を得た。 今回の紹介盤バルトーク弦楽四重奏曲第5番・第6番がカップリングされたLPは1961年に録音された名盤「バルトーク弦楽四重奏曲全集録音」からの1枚である。 このレコーディングのメンバー、第一ヴァイオリン のセーケイ・ゾルターン(Székely Zoltán/1903~2001)は1937年からこの四重奏団に参加、作曲者のバルトークと親交もあった人で彼の「ヴァイオリン協奏曲第2番」を初演している(写真1 LPジャケット・国内盤グラモフォンSLGM-1144/写真2 LPレーベル面)。

写真1    ハンガリー弦楽四重奏団「バルトーク弦楽四重奏曲第5番・第6番」LPジャケット(国内盤グラモフォン-SLGM 1144)

写真2    LPレーベル面