バッハのスペシャリスト、クルト・トーマスによる「コーヒー・カンタータ&農民カンタータ」

今回はバッハのスペシャリスト、ライプツィヒの聖トーマス教会(写真1)カントルも務めたクルト・トーマス (Kurt Thomas/1904~1973)指揮する数多くの名盤から「コーヒー・カンタータBWV 211(お静かに、お喋りなさるな)」、「農民カンタータ BWV 212 (おいらの新しい領主さま))を収めた独ARCHIV盤を紹介したい (写真1 LPジャケット、独ARCHIV 198  161/写真2 LPレーベル面)。 録音はライプツィッヒのベタニエン教会(Betanien Kirche)於ける1960年2月のステレオ録音である。 独唱陣にソプラノ:アデーレ・シュトルテ(Adele Stolte)、テノール:ハンス=ヨハヒム・ロッチュ(Hans-Joachim Rotzch)、バス:テオ・アダム(Theo Adam)と錚々たるメンバー、伴奏にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団員が加わる(写真2 LPジャケット、独ARCHIV 198 161/写真3 LPレーベル面)。

写真1.   ライプツィヒ「聖トーマス教会」(筆者撮影2002年9月)

 

写真2 LPジャケット(独ARCHIV 198 161)1970年前後リリース盤

 

写真3 LPレーベル面