バレンボイム&ベルリン・フィルによる「ベルリンの壁解放記念ライブ盤」

1989年11月9日「ベルリンの壁」が開放、ベルリン・フィルはその3日後に本拠地フィルハーモニーで当時の東独市民を招き無料コンサートを開催した。 会場は立ち見も埋まり超満員だったそうである。 指揮とピアノはダニエル・バレンボイム、演奏曲目はベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1番」・「交響曲第7番」である。 紹介CDはその模様を収録した白熱ライブである (写真1 CDジャケット、SONY Classical-SK 45 830/写真2 演奏・録音データ)。 会場を埋めた聴衆の興奮度の高まりは交響曲演奏終了後の爆発的に沸きあがる拍手の唸りで最高潮に達する。 尚、このCDには収められてないがアンコールで「協奏曲」の後にモーツァルト「ピアノ・ソナタ第10番-第2楽章」、コンサートのおしまいにモーツァルト歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲が演奏された。 こちらは後にDVD化されている。

写真1    CDジャケット、SONY Classical(EU)-SK 45 830)

写真2    演奏・録音データ