バーンスタインのマーラー「交響曲全集&歌曲集」

レナード・バーンスタインは1960年代に米CBSにマーラー「交響曲全集」をすでに完結していたが今回紹介する全集BOXは独グラモフォンからリリースされた1980年代のライブ録音を中心にまとめあげたBOXセットである。 オーケストラもアムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン・フィル、ニューヨーク・フィルハーモニックとそれぞれに興味深い。 ほとんどがデジタル録音だが交響曲では「第10番 ~アダージョ」が1974年のアナログ録音である。 また「大地の歌」は1966年のセッション、英デッカの名盤を加えている。 そのほか歌曲としては「さすらう若人の歌」、「亡き子をしのぶ歌」、「リュッケルトによる5つの詩」、「子供の不思議な角笛」が含まれている(写真1 16CD BOXセット、独グラモフォン-459 080-02/写真2 BOXに収納された各3BOXケース)。 ちなみにこの16CD BOXセットは独グラモフォン創立100周年記念の年、1998年にリリースされた。 さらに各CD紙袋には貴重なマーラーのスナップ写真も印刷されこちらも興味をひいた (写真3)。

写真1    L. バーンスタイン -マーラー「交響曲全集&歌曲集」16CD BOX(独グラモフォン 459 080-2)1998年リリース

 

写真2    BOXに収納された3BOXケースジャケット

写真3    マーラー、貴重なスナップ写真が印刷されたCD紙ケース