バーンスタイン&バイエルン放送響ほかーハイドン「戦時のミサ」、1984年ライブ盤
レナード・バーンスタインはニューヨーク・フィルハーモニック時代からハイドン作品にも関心が高く数々のレコード録音を残している。 今回スポットをあてる「戦時のミサ曲」(別称―太鼓ミサ、よき四季斎日のミサ)もニューヨーク・フィルハーモニック時代1970年代録音(米CBS)があるが紹介盤の1984年9月のバイエルン放送響・合唱団とのライブ録音(ミュンヘン・ヘルクレスザール)も名演である。 独唱陣にはジュディス・ブレゲン(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(アルト)、クラエス・H. アーンシェ(テノール)、ハンス・ゾーティン(バス)の豪華メンバーを揃えている。 紹介CDは1993年に廉価盤シリーズとして日本フォノグラムから再リリースされた(写真 CDジャケット、国内盤PHILIPS-PHCP-9035) 。 またこの演奏と並び同一メンバーによるオットーボイレン大聖堂(Klosterkirche Ottobeuren)における同時期コンサート・ライブ映像も近年DVD化された。