ピエール・デルヴォー&コンセール・コロンヌ管によるドヴォルザーク「新世界から」

今回の紹介盤、フランスの名匠ピエール・デルヴォーによるドヴォルザーク「新世界から」は彼が1958年から亡くなる1992年まで音楽監督を務めたコンセール・コロンヌ管弦楽団との今や幻の録音と言ってもいいだろう。 フランスの老舗レーベル「デュクレテ・トムソン(DUCRETET THOMSON)」盤である (写真1 LPジャケット、仏DUCRETET THOMSON CC 505 モノラル)。 ジャケット裏面に「Concert du 12 décembre 1961(1961年12月12日コンサート)」と表記があるのでコンサート・ライブ録音と思われるが会場聴衆のノイズはほとんど聴き取れない (写真2 LP裏面、演奏データ)。 若きデルヴォー44歳の時の録音で演奏は非常に個性的で粋な「新世界」となっている。 また「交響曲第5番」と表記されているところにも時代を感じさせる(写真3 LPレーベル面)。

写真1    ピエール・デルヴォー&コンセール・コロンヌ管/ドヴォルザーク「新世界から」LPジャケット(仏デュクレテ・トムソン-CC 505)

写真2    LP演奏・録音データ

写真3    LPレーベル面