ピエール・モントゥー&ロンドン響による「ラヴェル管弦楽曲集」、1964

今回の紹介盤はおそらくピエール・モントゥー(Pierre Monteux/1875~1964)生涯最後のセッションと思われるロンドン交響楽団との「ラヴェル管弦楽曲集」を取り上げてみたい。 モントゥーは1961年から亡くなるまでのおよそ3年間、ロンドン交響楽団首席指揮者を務めた。 この録音は1964年2月にロンドンのウェンブリー・タウンホールで行われている。 収録作品は「ボレロ」、舞踊音楽「マ・メール・ロワ」(全曲)、「ラ・ヴァルス」である。 いずれもモントゥーのオハコ、また「マ・メール・ロワ」の全曲録音はこれが唯一ではなかったかと思う。 ちなみに紹介LPは蘭PHILIPSの英国盤である (写真1  LPジャケット、PHILIPS英国盤SAL 3500/写真  LPレーベル面)。

写真1    ピエール・モントゥー&ロンドン響「ラヴェルー管弦楽曲集」LPジャケット(PHILIPS-英国盤SAL-3500)

写真2     LPレーベル面