フィッツウィリアム弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集

〜1975年~1977年録音〜

今回取り上げるイギリスのフィッツウィリアム弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集(1975年~1977年録音)はおそらく西側諸国での初の全集盤だったと思う。 この四重奏団の結成は1968年、ショスタコーヴィチとも親交を持ちこの全集録音で定評を得て、英グラモフォン賞を受賞し彼らの代表盤となったことで知られている。 当時の録音参加メンバーはクリストファー・ロウランド、ジョナサン・スペアリー(Vn) 、アラン・ジョージ(Vla) 、ヨウアン・ディヴィス(Vc)である。 デッカ録音の素晴らしさと共にキレのある演奏が魅力的だ。紹介盤6CDボックス・セットは英デッカの1992年リリース盤である (写真1 6CD BOX、英デッカ455 776-2 /写真2 CD録音データ)。

写真1    フィッツウィリアム弦楽四重奏団/「ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集」6CD BOX(英デッカ-455 776-2)

写真2    CD録音データ