フランス・レール・パスの旅(2)、2010
ルーアン→ デイエップ→ ルーアン、2010年9月9日)
「ルーアン」滞在2日目、筆者は列車でイギリス海峡に面した落ち着いた港町「ディエップ(Dieppe)」に向かった(写真1 フランス・ノルマンディー地方マップ)。 ローカル列車で約50分の短い旅である。 「ル・アーヴル(Le Havre)」の東側に位置しフランスの「歴史と芸術の街」として知られている。 またこちらも鉄道の終点ターミナル駅となっている(写真2 「ディエップ駅ホーム」筆者撮影/写真3 「ディエップ駅舎」筆者撮影)。 駅より落ち着いた雰囲気の街並み(写真4 筆者撮影)を丘の方へ上っていくと15世紀ごろに建設された「ディエップ城」が見えてくる(写真5 「ディエップ城」筆者撮影)。 現在この城は美術館(Château Musée)として使われフランス印象派の作品を中心に展示されている。 今回筆者が訪れた際には「ノルマンディー印象派絵画特別展」が開催されていた(写真6 ディエップ城美術館パンフレット/写真7 美術館2010年5月-9月イベント・ガイド冊子/写真8 美術館入場チケット)。 またこの城からのディエップの街並みイギリス海峡の眺望も素晴らしい。
午後は再びルーアンに戻り昨日立ち寄らなかった15世紀-16世紀にかけ建設された宮殿のような「旧ノルマンディー地方議会場」で現在は「裁判所(Palais de Justice)」になっている見事な歴史的建造物(写真9 筆者撮影)やほぼ同時期に建立された後期ゴシック様式の荘厳な「サン・トゥアン教会(Eglise St.Ouen)」などを見てまわった(写真10 筆者撮影)。 また写真11は滞在ホテルから撮影したライト・アップされた「ルーアン大聖堂」である。
(つづく)