フランス・レール・パスの旅(3)、2010
〜ルーアン → カーン → モン・サン=ミシェル、2010年9月10日〜
「フランス・レール・パスの旅」第3日目(9月10日)はルーアンからモン・サン=ミシェル(鉄道駅は「ポントルソン・モン・サン=ミシェル)まで途中カーンを経由し鉄道距離335kmの旅である(写真1 ノルマンディー地方マップ)。 午前10時過ぎのカーン行きの列車に乗車、約1時間半で中世からの古い歴史の城下町カーン(Caen)に到着した(写真2 カーン駅ホームに到着した列車/写真3 カーン駅舎/筆者撮影)。 筆者はさっそく駅前からトラムで7、8分の街の中心部に位置する城に向かった(写真4 トラム・チケット)。 といっても現在は城壁が残るのみだが城壁を登り高台から見下ろすカーンの街並みはあちらこちらにそびえ立つ教会の塔とともに美しい(写真5 城壁に沿って走るトラム/写真6 カーン城の城壁/写真7・8 城の高台からの眺望以上筆者撮影)。 また城からもさほど遠くない「カーン劇場」ではオペラやコンサートなどの公演が開催されている(写真9 2010/11シーズン「カーン劇場イヤー・ブック」表紙)。
筆者は午後2時過ぎの列車で本日の目的地「モン・サン=ミシェル(Le Mont Saint-Michel)」へ向かう。 モン・サン=ミシェル修道院への玄関口の駅は「ポントルソン・モン・サン=ミシェル(Pontorson Mont-Saint-Michel)」である。 ここカーンからの距離はおよそ170km、列車は定刻午後4時半に到着した(写真10 ポントルソン・モンサン=ミシェル駅プラット・ホーム/写真11 同、駅舎/筆者撮影)。 この駅からサン・マロ湾に浮かぶ小島にそびえ立つ修道院の入り口までシャトル・バスが15分で連絡している(写真12 シャトル・バス時刻表/写真13 同、チケット)。 まだ9月初旬で陽も長いので修道院まで行ってみることにした(写真14 モン・サン=ミシェル修道院/筆者撮影)。 修道院へ向かう参道には土産物店や数件のプチ・ホテルなどが立ち並ぶ(写真15 修道院への参道/筆者撮影)。 この日、筆者は島内ではなく数キロ離れた島外に宿を取った。 夜、遠目に見る明かりが灯された修道院もなかなか幻想的でオツなものだった(写真16 夜の帳がおり明かりが灯された修道院/筆者撮影)。
(つづく)