フランス・レール・パスの旅(5)、2010
〜パリ→ グルノーブル⇔リヨン、2010年9月12日〜
「フランス・レール・パスの旅」も今回から後半に入り南フランス、フランス・アルプス山脈の麓の街「グルノーブル(Grenoble)」に向かう。 この街は1968年2月「冬季オリンピック」が開催されたことでも知られ「ローヌ川水系」の「イゼール川」が街中を流れ風光明媚な街である。 パリからおよそ550kmの距離に位置し「TGV」で3時間ほどで到着する。 筆者は2003年夏にも訪れフランス語セミナーで1カ月余り滞在し馴染みある街だった。
パリの「リヨン駅」を朝9時46分に発車した「TGV」はほぼ専用軌道を突っ走り午後1時前に「グルノーブル駅」に到着した(写真1 「パリ→グルノーブルTGV座席指定券」/写真2 SNCF「グルノーブル駅」筆者撮影)。 この街の見どころの一つ「イゼール川」右岸、岩山の頂上にある「バスティーユ城塞(16世紀に建造)」へはロープウェイで約5分で登れる(写真3 バスティーユ城塞ロープウェイ・パンフレット)。 頂上からの展望はグルノーブル市街とアルプス山脈の大パノラマを楽しむことができ必見である(写真4 バスティーユ城塞頂上からの絶景・筆者撮影)。
まだ陽も長いのでこの日はまた列車で「ローヌ=アルプ地方」の中心都市、フランス第ニの都市でもある「リヨン」にも足を運んでみた。 ここグルノーブルから約120km、列車で約80分、「SNCF」の駅名は 「リヨン・パール・ディユ(Lyon Part-Dieu)」である(写真5 SNCF「リヨン・パール・ディユ駅」筆者撮影)。 それほど時間もないので今回は「リヨン歴史地区(旧市街)」ではなく駅前から路面電車に乗車、「ローヌ川」沿いで下車、そこから川沿い(右岸)を中心にブラッと散策してみた(写真6 リヨンの路面電車/写真7 ローヌ川に停泊する観光船/写真8 ローヌ川右岸からの眺望、以上筆者撮影)。 約1時間半の散策後、夕方の列車で再び「グルノーブル」へ折り返し今日の「乗り鉄」の1日が終わった(写真9 リヨン駅停車中のグルノーブル行きの列車、筆者撮影)/写真10 今回行程マップ-赤線)。
つづく