フルトヴェングラー&ウィーン・フィル / 1951年ザルツブルク音楽祭ライブ盤

〜ブルックナー”交響曲第5番” 〜

今回は正規盤として1995年にEMI CLASSICSから初出となった1951年ザルツブルク音楽祭におけるライブ録音でのフルトヴェングラー&ウィーン・フィルによるブルックナーの「交響曲第5番」を取り上げてみたいと思う。 この音源は当時のアメリカ進駐軍放送局ロートヴァイスロート(Rotweißrot、現在のオーストリア放送局-ORFの前身)によるものである。 8月19日ザルツブルク祝祭劇場におけるメイン・プログラムでちなみにプログラム前半にはメンデルスゾーン「序曲“フィンガルの洞窟」、バリトン独唱にディートリヒ・フィッシャー=ディスカウを迎えマーラー「さすらう若人の歌」が演奏されている。 ベルリン・フィルとの同曲ライブ盤とまた味わいが異なる白熱のライブ、聴衆の拍手も収められている (写真1 CDジャケット、 EMI CLASSICS 565750 2 /写真2 CD演奏・録音データ)。

写真1    1951年ザルツブルク音楽祭ライブ盤/フルトヴェングラー&ウィーン・フィル「ブルックナー交響曲第5番」CDジャケット(EMI CLASSICS 5 65750 2)

写真2    CD演奏・録音データ