ブロムシュテット&サンフランシスコ響/グリーグ「劇付随音楽ペール・ギュント」

グリーグの代表作、イプセンの劇付随音楽「ペール・ギュント」はコンサートでも組曲版を聴く機会が多い。 今回の紹介盤は巨匠ヘルベルト・ブロムシュテットがサンフランシスコ交響楽団音楽監督時代1988年にこの劇音楽全曲(26曲)から20曲を選択しアルバムとしてまとめた演奏である。 1989年度日本レコード・アカデミー賞(管弦楽曲部門)に輝いた名盤の一つにもなっている。 また台詞部分は俳優が起用され劇音楽の雰囲気が伝わってくる。 またブロムシュテットはドレスデン・シュターツカペレ時代(1970年代)にも同曲を抜粋盤リリースしていた。 紹介盤の国内盤1989年初出CDはデジ・パック仕様、書下ろし絵本付対訳解説ブックレットが添付されていた (写真1 CDジャケット、国内盤ロンドン-F28L-29141/写真2 CD録音データ)。

写真1    H. ブロムシュテット&サンフランシスコ響/グリーグ劇音楽「ペール・ギュント」CD国内盤初出ジャケット(ロンドン-F28L-29141) 1989年リリース

写真2    CD録音データ