ヘルマン・アーベントロート&ライプツィヒ放送響による「ブラームス交響曲第1番」、1949年放送用ライブ録音

20世紀のドイツ巨匠のひとりヘルマン・アーベントロート(Hermann Abendroth/1883~1956)もアクが強い超個性的な指揮者だった。 今回スポットをあてるブラームス「交響曲第1番」は彼が得意とするレパートリーのひとつ、彼が1949年から音楽監督を務めたライプツィヒ放送交響楽団(現:MDR(中部ドイツ放送)交響楽団)との放送用ライブ録音である。 この録音も自由自在にテンポを動かす彼の独特の演奏スタイルが興味深い。 紹介CDは1997年に徳間ジャパンから廉価盤シリーズでリリースされた1枚、1949年10月20日ライプツィヒ放送局SRKホールにおける演奏である (写真1 CDジャケット、徳間ジャパン-TKCC-15053/写真2 CD演奏・録音データ)。

写真1    アーベントロート&ライプツィヒ放送響/ブラームス交響曲第1番、CDジャケット(徳間ジャパンTKCC-15053)

写真2   CD演奏・録音データ