ベトナムとマレーシアの魅力を巡る旅(6)、2013年1月
〜 「マラッカ」の街を歩く、2013年1月22日 〜
世界遺産の古都「マラッカ」の街歩きは目抜き通り「ジョンカー・ストリート」から始めた。 ここはマラッカのチャイナ・タウン、こちらも「春節」を控え飾りつけの準備が進められていた(写真1 チャイナタウンの飾りつけ、筆者撮影)。 通りにはレストラン、カフェ、骨董店、土産屋等々が立ち並ぶ古い町並みが観光客を飽きさせない(写真2 ジョンカー・ストリート、筆者撮影)。 また通りの入り口手前に位置するタミル・メソジスト教会(写真3筆者撮影)も20世紀初頭に建てられた教会である。 このジョンカー・ストリートを左に折れたところに位置する17世紀中期建立、マレーシア最古の中国寺院と云われる星雲亭(チェン・フン・テン寺院)も見ごたえがあった(写真4・5筆者撮影)。 そしてジョンカー・ストリートに戻りマラッカ川にかかる「オランダ橋」を渡るとこの街のシンボルムラカ・キリスト教会、時計塔が立つオランダ広場に出る(写真6 オランダ広場に立つムラカ・キリスト教会、筆者撮影)。 この教会はオランダ統治時代の1753年に建てられたレンガ色の美しい教会である。 この「オランダ広場」から小高い丘を登って行くと建物の壁だけが残る「セント・ポール教会跡」がある(写真7筆者撮影)。 こちらはポルトガル支配の16世紀に建てられた教会跡である。 丘からは「マラッカ海峡」を望むことができる(写真8筆者撮影)。 またほぼ同時期にポルトガル軍により建てられた通称「サンチャゴ要塞」と呼ばれる砦跡もこの地区にある(写真9筆者撮影)。 さらに近くの公園にはマレー鉄道の旧型客車も保存されていた(写真10筆者撮影)。 なかなか興味が尽きない古都マラッカの街歩きだった。
(つづく)