ベトナム&マレーシアの魅力を巡る旅(3)、2013年」1月
〜 クアラ・ルンプールにて(その1)、2013年1月21日 〜
筆者が初めてクアラ・ルンプールを訪れたのはかれこれ40年余り前に遡るがこの街はマレーシアの首都として政治経済の要として近代化と共に発展し続けており「マレー系」・「中国系」・「インド系」の人々を中心に数多くの民族が共存する国際都市である。 それだけにエキゾチシズムに富んだ街歩きは興味深いものがある。 レトロな建物が立ち並ぶリトル・インディア地区にはサリー、お香、雑貨などが売られ興味を誘う(写真1 レトロな街並み「リトル・インディア」)。 ここからほど近い街の古風な映画館(写真2)に思わずシャッターを切った。 マレーシア独立宣言がされた広場に面して位置するスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(写真3筆者撮影)は19世紀末のレンガ造りの歴史的建造物で大変美しい。 聞くところによると現在は最高裁判所として使用されておりジャッキー・チェン主演の映画ロケにも使用されたそうである。 街のシンボル、高さ452mを誇るペトロナス・ツイン・タワー(1998年完成)は地上88階オフィス・ビルでタワーの地上階はショッピング・センター等の複合施設(スリアKLCC)でデワン・フルハーモニー・ペトロナス・コンサート・ホールがありマレーシア・フィルハーモニックの本拠地にもなっている。 またクアラ・ルンプール・タワー、通称「KLタワー」(高さ421m)も街のランドマーク(1996年完成)である。 こちらは通信塔で回転レストランもあり街が一望できる(写真5筆者撮影) 。
(つづく)