ベルリン・フィルハーモニー・ゾリステンによるモーツァルト&ハイドン 

カラヤン時代のベルリン・フィルハーモニーのメンバーにより構成された室内楽団、ベルリン・フィルハーモニー・ゾリステンの懐かしの名盤である。 独EMI ELECTROLAの音源、紹介の国内盤は東芝エンジェルから1970年にリリースされた。 LP第一面には当時首席オーボエ奏者を務めたローター・コッホ吹き振りによるモーツァルト「オーボエ協奏曲ハ長調K.314」、第二面は同じく首席チェロ奏者を務めたヴォルフガング・ベッチャー弾き振りによるハイドン「チェロ協奏曲第一番ハ長調 Hob.VII:1」が収められている。 二人の名人芸がたっぷりと味わえる。 また各作品のカデンツァもそれぞれソリスト自作によるところも興味深かった (写真1 LPジャケット、東芝エンジェルAA-8651/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(東芝エンジェル-AA-8651)1970年リリース盤

 

写真2    LPレーベル面