ポートランドからデンバーへ、2013

ポートランドを後にした筆者は「Mile High City(標高1マイルの都市)」と呼ばれる「ロッキー山脈」東山麓に位置するコロラド州、州都デンバーに向かった(2013年9月24日)。 途中ユタ州の「ソルトレークシティー」で乗継ぎのためデンバーまでの所要時間もトータル約4時間弱、さらに時差の関係でデンバー到着は午後3時過ぎとなった。 「デンバー国際空港」は全米最大の空港である(写真1  デンバー国際空港到着ロビー/筆者撮影)。 ダウンタウンの中心まで約25マイル(約40km)、タクシーで滞在ホテル(ダウンタウン郊外)へ向かったが広大な田園地地帯を突っ走り約40分で到着した。 改めてこの国の広さを痛感した。
今回は3泊の滞在でデンバーの街をゆっくり歩きながら観光を楽しんだ。 幸い滞在したホテルから徒歩圏内にデンバー市内電車(RTD)の駅がありダウンタウンの入り口「RTD・ユニオン・ステーション」まで電車を利用した(写真2  RTDチケット/写真3  RTD・ユニオン・ステーション/写真4  車体をカラフルに「金閣寺」の写真等でラッピングされた電車/筆者撮影)。 ダウンタウンには無料で誰でも乗車できる「フリー・シャトル」が「16番街」(デンバーの目抜き通り)を一直線で約3kmを頻繁に走っており大変便利だった(写真5 「16番街」を走るフリー・シャトル/筆者撮影)。 デンバーの観光・エンタテイメント誌(Where)(写真6)片手に3日間歩きまわった。
この街で最初に気づいたことは奇抜でユニークな「オブジェ」が各所に点在することであった(写真7  「街の広場で見かけたユニークなオブジェ」筆者撮影/写真8  コンベンション・センターの巨大な青い熊のオブジェ/筆者撮影/写真9 「劇場・アートセンター地区」の男女のオブジエ/筆者撮影)。 劇場・アートセンター地区は「Denver Performing Arts Complex」(写真10筆者撮影)と呼ばれ「オペラ・ハウス」、正確にはエリー・カーキン・オペラハウス(Ellie Caulkins Opera House)(写真11筆者撮影)やコロラド交響楽団の本拠地「ボエッチャー・コンサート・ホール(Boettcher Concert Hall)もこの地区にある。 またデンバー市庁舎(写真12筆者撮影)も大変格調高い建造物だった。
さらに目に留まったのは荘厳なゴシック建築のカトリック教会であった(写真13筆者撮影)。 この教会でブルックナーの交響曲やヴェルディの「レクイエム」などを聴いたらどんな響きになるか想像しながら歩いていると街の「ハンバーガー・レストラン」(写真14筆者撮影)や日本食レストラン(写真15筆者撮影)の壁に描かれたこれまた奇抜なデザインが目に入ってきた。 写真16は長距離列車が発着する「ユニオン・ステーション」である。 写真17は滞在ホテルへの帰途、公園の草むらで偶然にも野ウサギが日向ぼっこをするのどかな風景に出くわしシャッターを切った1枚である。

写真1    デンバー国際空港到着ロビー (筆者撮影)

写真2    RTDチケット

写真3    RTDユニオン・ステーション

写真4    車体をカラフルに金閣寺などのデザインでラッピングしたRTD電車(筆者撮影)

写真5    「16番街」を走る無料シャトルバス (筆者撮影)

写真6    「デンバーの観光・エンタテイメント誌Where」(無料)

写真7    街の広場で見かけたユニークなオブジェ(筆者撮影)

写真8    コンベンションセンターの巨大な青い熊のオブジェ(筆者撮影)

写真9    劇場・アートセンター地区の男女のオブジェ(筆者撮影)

写真10    劇場・アートセンター地区 Denver Performing Arts Complex(筆者撮影)

写真11    エリー・カーキン・オペラハウス(Ellie Caulkins Opera House, Denver)筆者撮影

写真12    デンバー市庁舎(筆者撮影)

写真13    荘厳なゴシック建築のカトリック教会(筆者撮影)

写真14    ハンバーガーレストランの壁に描かれたインパクトあるデザイン(筆者撮影)

写真15    同、インパクトを感じる和食レストランのデザイン(筆者撮影)

写真16    長距離列車が発着するデンバー・ユニオン・ステーション(筆者撮影)

写真17    滞在ホテル近くの公園の草むらで日向ぼっこする野ウサギ(筆者撮影)