マイケル・ポンティによるスクリャービン「ピアノ作品集」

マイケル(ミヒャエル)・ポンティ(Michael Ponti/1937~2022、写真1)はアメリカ人両親のもとにドイツで生まれ古典派から近代音楽作品も得意とした世界的名ピアニストだった。 米VOXに数多くの名録音が残されているが中でも世界初のスクリャービンピアノ作品全曲録音は彼の偉業の一つであろう。 今回の紹介盤はその全4巻に渡る録音から第2巻として1974年にリリースされた「前奏曲」作品を中心に収められた3LP BOXセットである(写真2 米VOX 3LPセット、SVBX 5462/写真3 LPレーベル面)。 作曲者スクリャービン(Scriabin/1872~1915)も名ピアニストとして活躍、ショパンやリストの影響を受けピアノ作品にもその雰囲気が漂う。

写真1    マイケル・ポンティ(インターネット画像から)

 

写真2    LPジャケット(3LP BOX-米VOX-SVBX 5462)1974年リリース盤

 

写真3    LPレーベル面