マグダレナ・コジェナーのフランス・オペラ・アリア集

マグダレナ・コジェナー(Magdarena Kožená)はチェコ、ブルノ出身の多言語も得意としとりわけフランス語はフランス人もビックリするほど定評がある世界的メゾ・ソプラノである。  今回の紹介盤は2002年に録音された彼女が得意のフランス語で歌う「フランス・オペラ・アリア集」である。 バックはグルノーブル・ルーブル宮音楽隊の創立者としても知られるマルク・ミンコフスキが指揮するマーラー室内管弦楽団、それにルーヴル音楽隊合唱団が加わる。 普段あまり耳にすることがない作品も数多く含み興味深いアルバムである。 トマの代表作「ミニヨン」からサーカスの歌姫ミニヨンが歌う「君知るや南の国」はなかなか印象的である。 夫君はサー・サイモン・ラトル(写真1 CDジャケット、独グラモフォン 474 214-2 /写真2 CD収録作品・演奏データ)。

写真1    マグダレナ・コジェナー(Ms)「フランス・オペラ・アリア集」CDジャケット(独グラモフォン 474 214-2)2003年リリース

写真2 CD収録作品・演奏データ