マックス・ルドルフ&シンシナティ響によるブラームス交響曲第4番

ドイツ、フランクフルト・アム・マイン出身、後に米国に帰化しメトロポリタン歌劇場の音楽監督(1950~58)も務めたマックス・ルドルフ(Max Rudolf/1902~1995、写真1)の日本での知名度はいまいちと思うがデッカ米国盤に名録音を残している。 今回スポットをあてる彼がシンシナティ交響楽団音楽監督時代(1958~1970)の録音ブラームス:交響曲第4番もその一つだと思う (写真2 LPジャケット、DECCA米国盤DL 710128/写真3 LPレーベル面)。  筆者はやや快速テンポで振るアクのないスッキリとした演奏に好感を持った。 ちなみにこのシンシナティ交響楽団はアメリカ5番目に古い歴史を持つオーケストラで初来日もルドルフと共にもう半世紀以上に遡る1966年のことだった。

写真1    マックス・ルドルフ(インターネット画像から)

写真2    マックス・ルドルフ&シンシナティ響/「ブラームス交響曲第4番」LPジャケット-デッカ米国盤-DL 710128)

写真3    LPレーベル面