マディ・メスプレ(Sop)によるドリーブの歌劇「ラクメ」、アラン・ロンバール盤

20世紀のフランスを代表するソプラノ歌手マディ・メスプレ(Mady Mesplé/1931~2020、写真1)の当たり役はまさにこのドリーブの歌劇「ラクメ」だった。 今回の紹介盤、アラン・ロンバール(Alain Lombard/1940~ 、写真2)指揮パリ・オペラ・コミーク管弦楽団との1970年録音(EMI FRANCE)は現在も不滅の名盤として輝いている。 この作品で最も知られる「花の二重唱」は共演のメゾ・ソプラノのダニエル・ミレ(Danielle Millet)との息もあい透明感溢れる二人の美声に酔う。 さらに第二幕のラクメのアリア「鐘の歌」は絶品である。 紹介盤は2002年にEMICLASSICS-FRANCEから2CDセットでリリースされた(写真3 CDジャケット、EMI CLASSICS FRANCE-5 67745 2)。

写真1    マディ・メスプレ(CDブックレットから)

写真2    アラン・ロンバール(CDブックレットから)

写真3    CDジャケット(EMI France-5 67745 2)2002年リリース盤