ミケランジェリ&ジュリーニによるモーツアルト「ピアノ協奏曲第20番・第23番」ライブ盤、1951

今回紹介するLPは20世紀の伝説的ピアニストのアルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ(Arturo Benedetti Michelangeli/1920~1995)の若き日のライブ盤である。 1951年12月15日イタリア放送局(ローマ)、オーディトリアムにおけるライブ録音、モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466」と「第23番イ長調K.488」収めた1枚で管弦楽はカルロ・マリア・ジュリーニが指揮するローマ・イタリア放送管弦楽団である。 モノラル録音だが音質は良好、指揮するジュリーニと息のあったミケランジェリが優美なモーツァルトを聴かせている。 「第20番」のカデンツァはミケランジェリのオリジナルを弾いているところも興味深い。 原盤は伊チェトラ、紹介LPは1983年国内初出盤である。尚、このコンサートではこのほか「ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415」の演奏され後に合わせてCD化されている (写真1 LPジャケット、国内盤キング K22C-249/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(国内盤キングーチェトラ K22C-249)1983年リリース盤

 

写真2 LPレーベル面