ミュンシュ最晩年の名盤から

今回の紹介盤シャルル・ミュンシュ(Charles Munch /1891~1968)がフランス国立放送管弦楽団との1966年「コンサート・ホール」への録音、ビゼー「交響曲ハ長調」、小組曲「子供の遊び」、序曲「祖国」はパリ管弦楽団の「幻想交響曲」(1967年EMI録音)と並ぶ最晩年の名盤である。 しかも両盤とも「フランスA.C.C.ディスク大賞」に輝いている。 ちなみに「交響曲」の方は複数の録音を行っているがLP二面に収録された「子供の遊び」と序曲「祖国」はこの録音が唯一の録音となった。 録音も優秀でオーケストラの色彩感ある響きが美しい (写真1  LPジャケット、コンサート・ホールSMS-2495 / 写真2 LPレーベル面)。

写真1    ミュンシュ&フランス国立放送管「ビゼー交響曲ハ長調ほか」LPジャケット(コンサート・ホールSMS-2495)

写真2    LPレーベル面