ユリウス・パツァークのシューベルト「冬の旅」
ウィーン出身名テノール、ユリウス・パツァーク(Julius Patzak/1898~1974、写真1)が歌うシューベルト歌曲集「冬の旅」(全曲)である。 1964年のステレオ録音、原盤はオーストリア老舗レーベルのプライザー・レコード(PREISER RECORDS)紹介LPはおなじみ「ダイヤモンド1000シリーズ(日本コロムビア)盤」-1970年のリリースである(写真2 LPジャケット、日本コロムビアMS-1069-OP/写真3 LPレーベル面) 。 久しぶりに針をおろしたがピアノのイェルク・デムスとの息もあい素朴でアクがない歌唱に好感した。 余談になるがジャケットに使用された絵画はブラバント公国(現在ベルギー)16世紀~17世紀の画家ペーテル・ブリューゲル(Pieter Brueghel)の油彩画(ベルギー王立美術館所蔵)である。