ヨゼフ・クリップス&イスラエル・フィル/モーツァルト「交響曲第35番&第41番」

今回の紹介LPは20世紀ウィーンの名匠ヨゼフ・クリップス(Josef Krips/1902~1974)がイスラエル・フィルを振ったモーツァルト「交響曲第35番&第41番」である。 このコンビによるレコード録音はおそらく当音源が唯一のものかと思われる。 イスラエル・フィルは1950年代の欧州演奏ツアーの際、英デッカに数々の録音を行っている。 記録によればこのクリップス盤は1957年4月のステレオ録音だが紹介盤は1960年前後国内盤「ロンドン」レーベルでリリースされたモノラル・プレスである。 しかしその音質は大変素晴らしくクリップスの格調高い優美な演奏に魅了される(写真1 LPジャケット、キング-ロンドン LB  17/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(キングーロンドン LB 17)

 

写真2    LPレーベル面