ラファエル・クベーリックのベートーヴェン交響曲全集

ラファエル・クーベリックのベートーヴェン交響曲全集(独グラモフォン-1971~75録音)は全9曲が個々別々に9つの名門オーケストラによる演奏でユニークな全集盤として話題を呼んだ。 ちなみに9つのオーケストラはロンドン響(第1番)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管(第2番)、ベルリン・フィル(第3番)、イスラエル・フィル(第4番)、ボストン響(第5番)、パリ管(第6番)、ウィーン・フィル(第7番)、クリーヴランド管(第8番)、バイエルン放送響(第9番)である。 それぞれの楽団の持ち味がクーベッリクの風格と共に充分にうかがえる。 紹介盤は2001年に5CD BOXセットでリリースされたイタリア盤である (写真1 クーベリック/ベートーヴェン交響曲全集、グラモフォン、イタリア盤471 521-2 /写真2 録音データ)。

写真1    R. クーベリック/ベートーヴェン交響曲全集(1971~75録音5CD BOX-グラモフォン イタリア盤-471 521-2)2001年リリース

写真2    録音データ